最上級品はエキストラバージン・ココナッツオイル?
ココナッツオイルのグレードはややこしいですね。色々な呼び方があるようですが、名称に何らかの基準はあるのでしょうか?
このページではココナッツオイルを探すときに、気をつけたい商品名称の違いを比較しています。購入前に参考にしてみて下さい♪
ココナッツオイルの色々な呼び方
カタカナ表示はややこしい
エキストラ?エクストラ? どっち〜?
どっちも一緒さ!
バージン と ヴァージン は、Virgin
エキストラ と エクストラ は、Extra
どちらも同じ物ですが、表示は特に統一されていませんね。ネット検索するときは面倒です。
大きく種類を分けると
ココナッツオイルの表示方法を分類してみると、
- 普通のココナッツオイル
- バージン・ココナッツオイル
- エキストラ・バージン・ココナッツオイル
- 有機・エキストラ・バージン・ココナッツオイル
4種類の呼び方に分類出来ます。
普通のココナッツオイルから、徐々にグレードが上がって、値段も高くなるようです。
購入のさいは、非加熱製法タイプを!
普通のココナッツオイルとバージンタイプの違い
ココナッツの生の果肉から、熱を加えずに搾った(圧搾)タイプを、バージン・ココナッツオイルと呼びます。普通のココナッツオイルは、製法的に溶剤や熱を加えているものがあるので、成分内容的に注意が必要です。(詳しくは ▷ ココナッツオイルとは?)
製法に、低温圧搾(コールドプレス)と表記されているタイプを
ココナッツオイルの栄養分を損なわないには、製造時に熱を加えないで、低温で搾る必要があります。さらに、搾った後のオイルの抽出方法としては、
- 遠心分離法
- 発酵分離法
の二種類の方法があります。発酵分離法なら、成分の劣化が少なく栄養分が損なわれません。製造に手間ひまがかかり、値段も高くなりますが、品質的に最上級といえるでしょう。
エキストラとは?
ココナッツオイルの場合は、オリーブオイルなどと違い、『エキストラ』表記に明確な基準は存在しません。ただの形容詞的存在と考えればよいでしょう。
エキストラ・エクストラ表示は気にしない
エキストラより気にしたいキーワード
販売ページに記載してあったら安心なキーワードは、
- 科学溶剤不使用
- トランス脂肪酸ゼロ
- 未漂白
- 添加物ゼロ
- 有機JAS認定
などが、あげられるでしょう。人気のココナッツオイルには、よく見られる表示です。
どうせなら有機タイプも検討したい
有機JAS認定
せっかく健康を考えてココナッツオイルの購入を考えるなら、より安全なタイプが欲しいですね。その場合、有機JAS認定タイプの商品を検討してもいいでしょう。
日本・国内の場合『エキストラ』表示と違い、『有機』や『オーガニック』と名乗るには、きちんと農林水産省が指定した登録認定機関の認証を受ける必要があります。
(代表的なオーガニック・有機認証マーク、上が日本。下がアメリカ)
審査が厳しい有機JAS認証制度
有機JASの認証商品の検査内容
- 登録認定機関に書類申請
- 実地調査
- 法的に条件を満たしている場合は認証
- 認証後も、年に1度の年次調査がある
といった厳しいプロセスを経ていないと、有機JAS認証商品とは呼べません。
最上質なココナッツオイルのキーワードは、有機JAS!
良質なココナッツとは?まとめ
- バージンタイプ
- 有機 or オーガニックと表示
- エキストラは気にしない
- 低温圧搾方法でトランス脂肪酸や添加物が含まれていない
有機タイプがええけど、ちと高いねんな♪
質と値段はある程度比例するよね。安くて良い物を探すには、口コミサイトとかもチェックするといいかも。
毎日、摂るなら、品質にもこだわりたいですね。キーワードに気をつけて、上質なココナッツオイルを探してみましょう♪